歴史小説の全て

日本の古代から近代までの、歴史小説リスト
人物別で616項目、約3300件の書誌情報を掲載

「歴史小説の全て」について

「配役宝典」ほど徹底していないけれども、前からそういうものを作ったらよかろうと思っていたこれを作成した。（小谷野敦）

基本的に、日本近代の長編小説で、歴史上実在の人物ないし事件を題材としたもの。ただし戯曲は、有名なもの、文学史上重要なものは入れる。
短編は、表題作であって捨てがたい時のみ採る。これは気まぐれ。
近代になると俄然、小説か実録か分からないものが増えてくるので、国会図書館の分類に従ったが、国会図書館は単行本を歴史、文庫本を小説に分類したりしているので、信用ならず、かといっていちいち読んで判定できないので、気づいたもののみ入れたり削ったりした。
水戸黄門漫遊記、大岡政談、平賀源内捕物帳など、実在の人物が主人公でも、史実とかけ離れたものは入れなかった。
イフものも入れなかった。
「古事記」「日本書紀」の人物は、架空と考えられるが入れた。
「真田十勇士」は、架空の人物ではあるが、まとまっている場合、捨てがたいので入れた。
題名に人物名があるものは検索しやすいが、ないものは、有名作家のものばかり拾っているため、無名作家の、題名に人物名が入っていないものは、落ちているはず。
自費出版ものは削除したいところだが、入れた。なおこの点について、近年、自費出版による歴史小説が非常に増えていることに気づいた。