「小谷野敦 小説集」をKDPで電子出版してみた
小谷野敦のkindle本を出版した、猫猫塾スタッフの裏方日記です。
(2015/02/03 文責：猫猫塾)
発売後1週間の成果
(1)どのくらい売れたの？
Kindle本『グンはバスでウプサラへ行く』は、2015年1月27日に発売されました(Amazonの商品ページではなぜか1日早く、26日が出版日と表示されていますが、実質的には27日です)。
そして発売後1週間の時点で、同書は36冊売れました。
1日平均5.1冊売れたことになります。
内訳については、有料配布28冊、KU/KOL 8冊。
KU/KOLとは、ごく簡単に言うとkindleのキャンペーンであり、一定条件下でユーザーが電子書籍を無料で読める枠のこと。
ユーザー側は無料ですが、著者／出版者側にちゃんと配当金は入ります。
なお、Amazon順位(Kindleストア 有料タイトル)は最高500位まで上がりました。
期間中はだいたい500位〜2000位の間、特に1000位前後辺りで動いていたと把握しています。
と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、Amazonでは上位100位までが公式のランキング・ページに記載されることになっています。
つまり、ランキング入りするほど売れているとは言えないけれど、一方で売れない本はすぐに5桁(10000位とか20000位台)へ下がってしまうことを考えれば、3桁と4桁の間をウロウロしていた本書は、まあそれなりに健闘したと言えるでしょう。
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